「ん? バカ、ってなんだよ。でも、鼻声だけど『涼』って呼んでくれたから、許す」 すると、美雪は。 「何よ、『許す』とか、偉そうに」 再び楽しそうに、そう切り返してきた。 おまえは、本当に気付いてないんだなぁ……。 俺、確信してしまった。 美雪の気持ち。 俺は再び、星空に目をやり言った。