たぶん私の顔も、赤くなってると思う。
「修斗」
「ん?」
「今度の試合も勝とうね」
「総体制覇まで負けるつもりはないから」
「期待してる」
広い背中に呟く。
それから家まで、お互い無言だった。
嫌な空気ではなかった。
むしろ落ち着くくらい。
好きだよ、修斗。
修斗は私のこと好き?
少しだけ期待してもいいかな?
だってね、手をつないだとき。
優しく、でもぎゅってちゃんと握り返してくれたから。
「修斗」
「ん?」
「今度の試合も勝とうね」
「総体制覇まで負けるつもりはないから」
「期待してる」
広い背中に呟く。
それから家まで、お互い無言だった。
嫌な空気ではなかった。
むしろ落ち着くくらい。
好きだよ、修斗。
修斗は私のこと好き?
少しだけ期待してもいいかな?
だってね、手をつないだとき。
優しく、でもぎゅってちゃんと握り返してくれたから。