送信した相手は、音楽活動を通して知り合った看護師のカナさん。

返事が来るまでの時間が、果てしなく長い時間に感じられた。


返事が来た。

『もしそうだったとしても、きちんと治療を受ければだいじょうぶだよ!』


カナさんは、わたしが今一番必要としている言葉をくれた。

その一言で嘘のように不安が晴れた。