「ほら、涼夜。あたし理科やってあげるからそんなふてくされないの。」 「よし、俺も算数やってやるよ。」 機嫌を損ねた俺に、二人が苦笑いとともにそう言う。確かにこのままやってもらえるならありがたい。けど。 「いいよ、自分でできる。どうぞまた二人で楽しく喋っててよ。」 機嫌直しのためにやってもらうなんて、何だかしゃくだ。俺ばっかりガキ扱いされてるようで、悔しく感じるし。 まぁ、こんなことで機嫌悪くする俺が、実際ガキなんだけどね。