君がいた日々


それでも。
どんなにガキでも。

譲れない想いってのがあって、果たさなきゃいけない約束ってのがあって。
今、伝えなきゃいけないことがある。


「…陽路先輩。俺、陽路先輩のことが好きっすから。まだガキだし、陽路先輩が俺を弟みたいにしか思ってないことも知ってるけど、俺は先輩が好き。」


そう言い放ってから、うつむいていた顔を上げた。すると、案の定目の前には驚いたような顔をした陽路がいて。


「俺には先輩をココに引き留める権利なんてないけど、せめて、陽路先輩のこと支えられるようになりたい。」


言葉を続ければ、陽路が涙をこらえながらも、優しく笑ってくれた。


「…ありがと、涼夜。」


これが、今の陽路の答え。