君がいた日々


この場で唯一リアリティのない言葉が、ただ無情に響いて。
自分の気持ちも何だかぐちゃぐちゃで。

やっぱり理解は追いつかない。

ただハッキリしているのは。
昨日までの“普通”が今日からは“異常”であって、昨日までの“異常”が今日からは“普通”になったということだけ。

もう三人で過ごす日々は戻ってこないし、再びおとずれたりもしない。

熱くなった目頭を隠すようにうつむく。
あぁそういえば、来年も一緒に夏祭り行くって約束したのにな。 行けなくなっちゃったじゃん。

蒼兄は最後まで俺たちに嘘をついてたんだ。最期にして最大の嘘、守られることなく契られた約束。