君がいた日々


そして、ふと落とされた視線。
その瞳から光るものが落ちたように感じたのは、俺の気のせいだったのだろうか。
沈黙を破るようにおばさんが口を開く。


「蒼は…。蒼はもういない。もう永遠に、会えなくなってしまったのよ。」


……理解がついていかない。
数え切れないほどの疑問符が、俺の頭を支配する。

だって。

“もういない”って何?
“永遠に会えない”ってどうして?

いきなりそんなこと言われても、意味わかんないじゃん。


「…蒼は、死んだの。」


おばさんの涙とその言葉だけが、やけにリアルに感じられた。