君がいた日々


「だからさ、アレは冗談のつもりだったんだっつの!」

「蒼が言ったら冗談に聞こえないのよ!」


気づけば始まっていた二人の言い争い。お互いマジな喧嘩ではないんだけど、この二人の場合はキリがない。

このまま続けてたら、いつお祭り行けるかわかったもんじゃないじゃないか。


「はい、ストーップ。」


だから結局、俺が止める羽目になる。


「早く中入ろうよ。俺、綿あめ食べたいし。ね?」


そう言って二人を見つめたら。陽路と蒼兄は顔を見合わせてほほえんだ。そして小さくうなずく。