君がいた日々


そんな俺の質問に、陽路は蒼兄へと視線を向ける。何だかよくわからないまま俺も視線を移すと、苦笑いを浮かべる蒼兄の姿が目に映った。

はっきり言って、未だに俺には意味がわからないんだけど…?


「…どういうこと?」

「ふん。蒼が去年あたしに、『馬子にも衣装だな。』なんて言ってくれたもんだから、今年はやめたのよ。」

「……へぇ〜。」


くだらないっていうか、何というか。
蒼兄も陽路にそんなこと言うなんて、なかなか度胸あるよね。
軽く蒼兄を睨みつけている陽路にバレない程度に、ふっと笑みをこぼした。