全てがキミだった



もう、『もしかしたら』とか『1パーセント』なんてものはない。
 

公平はもう、完全に100パーセント、ミサキのものになってしまった。
 

頬に粒が転がる。


コロコロと、ボロボロと。
 


先程の紙飛行機はどこまで飛んで行ったのだろう。


わたしの想いまで乗せてしまったから、どこか途中で木の枝にでも引っ掛かってしまっただろうか。
 


公平は、わたしの涙を拭っても、優しく頭を撫でてもくれなかった。


ただ、わたしが泣きやむまで隣にいてくれた。