全てがキミだった



なんだかんだで、金はしっかり取るのか……と思ってしまった。



「よし、出来た」


最後に、かわいいうさぎの絵を描いた梓が、ぐんと手を前に出して、メニュー表を確認している。


「きっと喜ぶよ。お母さん」

「やっぱり、そう思う?
梓のプレゼントが一番かな?」

「かもね」

「亜美は?お母さんにプレゼント」


梓は、使い終わったマジックペンを丁寧に机の引き出しに片付けていた。