「だから言っとろーが。わしに頼るな。最後に決めるのは、いつも自分なんじゃ」


おじさんは顔は笑っていたけど、口調は厳しかった


怒られちゃった


でも自然と素直に受け入れられる


「はい、分かりました。じゃあ…私も今度からは自分で答えを見つけて、おじさんに頼らないよう頑張ります」


できるか不安だけど、とりあえず意気込みだけでも伝えておこう


おじさんは、にっこり笑って頷き、手早くお好み焼きをパックに入れてくれた


「ほれ、大サービスじゃ。お嬢ちゃん、元気でな」


「はい、おじさんもお元気で」