「あのねっ!?あたしこれでもか弱い女子なの!!分かる!?
 そんな乙女の顔面にかばん投げつけるなんて!!
  あんたどんな神経してんのよ!!」




あたしはズカズカと佐堂の前に歩み寄った。




「は??お前のどこが乙女だよバーカ。」



ムッキー!!



あたしは唇を噛みしめ佐堂を睨んだ。



あ!!今なら真央くんガラ空きじゃん!!




チャーンス♪



「あんなバカほっといて、行こっ真央くんっ!!」




あたしは真央くんの手を掴み、


教室まで急ぐ。