ばらまかれたクスリ



ゴミステーションには、シャンプーとリンスの容器やカミソリなど、毛に使うもの達がたくさん捨てられていた。



うわぁ~!これは、革命だ!



ふと、カミソリやシャンプーの容器から、周りに視線を移すと“小さな太陽”発見した。



……テカテカに輝く、頭皮がまぶしいわ!



……。



……スミマセン。



――普通の女子高生でした。



……いや、髪がないから普通ではない……かな?



いやいや!日本人みんなツルツルだもの。



あの人は、普通の女子高生!







ワタシ、何ムキになっているのかしら。