狐面の主人



【お前、変わった女だな。
鼠が気味悪くねぇのか?】



その言葉に、五穂はキョトンとして、フルフルと首を振った。



「私…元々は下働きだったので…鼠には慣れています…。」


【だってさっき、オイラのこと見て悲鳴上げたじゃねぇか。】



雨珠が、下から睨むように見てくる。




「…だって……。
赤黒いから…てっきり血かと思って……υ////」