狐面の主人



片方に座らされ、五穂はまた下を向いた。

何もかも、おかしなことだらけだ。




狐の嫁入りさながらの、派手な大名行列。

妖しく鳴る鈴の音。

青白い火の玉。

狐の能面を被った、摩訶不思議な者達。




これはまさか……