狐面の主人



ふと、炎尾の面の奥で、鋭い瞳に睨まれている気がした。


五穂は足がすくんでしまった。




「五穂、お前は俺が買った。
お前をどうするかは、俺が決めること…。

俺の言うことは、絶対の筈だろう?」


そして五穂の手を引き、籠に引き入れてしまった。