不器用な前奏曲

一瞬…不覚にもドキッとした。

『お前を差し置いて俺だけひょいひょい彼女作ったりとかしねぇから。』

って言葉に。

ぽんぽんと優しく叩かれた頭に。



あーないない。

翔吾だからじゃない。

そういう仕草とそういう言葉。

それにときめいただけ。

なんか少女漫画で好まれそうなパターンじゃん?

たまたまそれに当てはまっただけ。

ないない。

だって翔吾だもん。

あるわけがない。

むしろね。

ってかあっちゃ困る。

困るんだから!!