そして仕事。



やっぱり会社でやるのが一番落ち着く…。



「リツ~、夢チャンからの差し入れでぇす」

「夢子来てんの!?」

「なんか塾辞めたとかでヒマになったからって。今皆でおやつタイムですよ」

「俺だけ仲間はずれ…」

「じゃああっちに置いときますからすぐ来てくださいよ?」



来るなら一声かけてから来いよな…。



そう思いながら休憩で夢子に癒された…。



「茶道なら若様から習えばイイのに」

「リツが茶道なんて…出来るの!?」

「基本何でもやらされてましたからね」

「意外…」



余計な事吹き込んでんじゃねぇよ零…。



夢子が興奮すんだろバカ…。



「何かムカつくよね、なんでも出来る男って」

「リア、それは零に言ってんだよな?」

「あんただよ井坂」

「言っとくけど零のが茶道は向いてっからな。ついでに花いけさせたら天下一品みたいな?」

「何でも出来る人ってステキ…」



バカップルがっ!!