そんな会話をしながら飲み続けたら俺が潰れた。



そんなに飲めねぇんだよ…。



「夢~!!今帰ったぞ~!!」

「お兄!?何でリツといるの!?」

「コイツ弱いくせにガブガブ飲んで勝手に潰れてんの。じゃあ俺はソファで寝るわ。」



泊まるんだ…。



尋常じゃない頭の中でもそれだけは判断出来た。



ここは吉村家ではなく俺の家だ。



どうか住みつきませんように…。



「気持ち悪っ…。」

「は、吐くならトイレで吐いて~!!」

「トイレ…どこだよ…。」



最終的に俺は物凄く吐いたわけで…。



朝に目覚めたらトイレの便器のフタの上に座って寝てたらしく…。



「ケツと腰いてぇ…。ベッドまで運べよなぁ~…。」

「動かないんだもん。」

「あぁ気持ちわりぃ…。最悪な二日酔い…。」

「仕事遅れるよ?」

「凪さんは?」

「勝手にお風呂入ってる。」



凪さんと関わるとろくな事がナイと実証されました…。