「レミと比べたらどっちが多い?」
「あんたそこ訊く?」
クローゼットにみっしり詰まったブランド品を前にして、あたしはタメ息をついた。
「あ…!?」
以前店頭で見かけたバーキンのバッグを見つけた時、あたしは泣きそうになった。
ものすごく気に入ったのだが、45万という値段をみて泣く泣くあきらめたのだ。
それがこんなとこでお目にかかろうとは…。
「オレ、ブランド物ってよくわからないんだけど」
達郎は情緒不安定なあたしを横目で見ながら
「吉原しのぶの収入でこれらのもん買えるの?」
「難しいわね」
「言い切れる?」
「だってどれも高い物ばかりよ」
あたしは改めて服・バッグ・アクセ等を品定めした。
バーキンのバッグのせいであたしは変にムキになっていた。
ヘコまないのは自分でも大したもんだと思う。
そして自分なりの鑑定の結果は…。
やっぱムリ。
それを告げると達郎はうなずいた。
「あんたそこ訊く?」
クローゼットにみっしり詰まったブランド品を前にして、あたしはタメ息をついた。
「あ…!?」
以前店頭で見かけたバーキンのバッグを見つけた時、あたしは泣きそうになった。
ものすごく気に入ったのだが、45万という値段をみて泣く泣くあきらめたのだ。
それがこんなとこでお目にかかろうとは…。
「オレ、ブランド物ってよくわからないんだけど」
達郎は情緒不安定なあたしを横目で見ながら
「吉原しのぶの収入でこれらのもん買えるの?」
「難しいわね」
「言い切れる?」
「だってどれも高い物ばかりよ」
あたしは改めて服・バッグ・アクセ等を品定めした。
バーキンのバッグのせいであたしは変にムキになっていた。
ヘコまないのは自分でも大したもんだと思う。
そして自分なりの鑑定の結果は…。
やっぱムリ。
それを告げると達郎はうなずいた。


