そうして看護婦さんは私の病室から出て行った。 「ふあ~…」 私は一人になり、暇でたまらない。 誰か来ないかなぁ~… 直…美々~…。 ガラガラ 扉が開く音がした。 だ、誰だろう?? 私は期待をして扉を見た。 その先にいたのは、 またも知らない人。 茶色っぽい長い髪をなびかせて、色は少し黒い。 いかにもサッカーしてますって感じの男の子だった。