Magic Academy ~禁書に愛された少女~

「‥おはよう」

ドキドキしながら、教室の中に入る。
一瞬、室内がざわついた。

「おい、登校してきたぜ」

「あの子、もう魔法が使えないんでしょう?」

聞こえないように小声で話しているつもりのようだったが丸聞こえだ。


‥やっぱやめとけばよかったかも。


思わず出そうになったため息を必死で堪えながら、そらは自分の席についた。