けど――― 彼女、大和には特別な気持ちなんじゃないかな。 他の男とは違う存在なのかも。 根拠は無いけど… なんか、そんな気がした。 その時、静枝が口を開く。 「とにかく、今することは…」 キーンコーン… 「教室移動することね」 「ぅわ゛っ!!本鈴!!」 …この後、見事に4人揃って怒られたのは言うまでもない。