「練習は試験が終わった
テスト休みの期間です。

そして12月23日に
劇を行ってもらいます。」

校長先生が条件を
示してきた。

私たちは異存はなかった。

そしてクラスの子が言った。

「主役はもちろん。天音さん。
あなたがやって。」

「どうして!!
私じゃあダメなの?」

と中山さんは言ってきたが

「じゃあ天音さんが
主役がいい人拍手して」

と言ったら、
みんなが拍手してくれた。

「中山さん。分かった。
あなたは裏方で十分!!」

と中山さんは何も言わなかった。

「佳世。何か言いなさい。」

と雅子に言われ

「頑張りますので
宜しくお願いします」

と頭を下げると、
みんなが拍手してくれた。