「ふう… このへんのはずだけど… どこかなあー…」 大きい荷物は 先に向こうの家に 送ってもらったから 貴重品だけ持って はるばる電車で やってきた。 …が! 「どこよここー…」 方向音痴なあたしは すっかりしっかり 迷子になってしまった。 目的地は"羽山さん宅"。 羽山って聞いたこと あるなー、とか 思いつつも、 場所は全くわからない。 同じところを ぐるぐるしていると ゴツい男の人たちに 声をかけられた。