「このCMは幸四郎さんだけじゃなく、姫さんもアイデア出したんだから企画に混じること!じゃなきゃ、俺は出ない!」
言い切ったナオちゃんはくりっとした瞳を幸四郎に向けて、『ダメ?』と視線であざと可愛く尋ね、更に言葉を続ける。
「俺達が出てそのチョコが売れるとする。それで幸四郎さんだけ評価されるのはおかしいでしょ?だって、チョコのイメージに合った人を見つけたのは姫さんなんだから」
「確かに。俺も尚志の意見に賛成だわ。俺も乗ったー!」
早苗ちゃんもタンクトップから伸びた、細いながらも意外と筋肉質な腕をテーブルに乗せて組みつつ言う。
二人の優しさが身に染みる。確かに、イメージに合うって思ったのは私だなんて少し思ってしまった部分はあったけど、そんなこと言い出せなかったことだもん。
幸四郎は、確固たる決意を表情に浮かべた、そんな二人にニッコリと笑顔を向ける。
「うん。尚志君の言ってることは正しいね。俺もそんな権限ホントは無いけど約束する。上と掛け合って企画に姫ちゃんねじ込むよ」
その笑顔が、下っ端の私には神様に見えてしょうがないよ。
言い切ったナオちゃんはくりっとした瞳を幸四郎に向けて、『ダメ?』と視線であざと可愛く尋ね、更に言葉を続ける。
「俺達が出てそのチョコが売れるとする。それで幸四郎さんだけ評価されるのはおかしいでしょ?だって、チョコのイメージに合った人を見つけたのは姫さんなんだから」
「確かに。俺も尚志の意見に賛成だわ。俺も乗ったー!」
早苗ちゃんもタンクトップから伸びた、細いながらも意外と筋肉質な腕をテーブルに乗せて組みつつ言う。
二人の優しさが身に染みる。確かに、イメージに合うって思ったのは私だなんて少し思ってしまった部分はあったけど、そんなこと言い出せなかったことだもん。
幸四郎は、確固たる決意を表情に浮かべた、そんな二人にニッコリと笑顔を向ける。
「うん。尚志君の言ってることは正しいね。俺もそんな権限ホントは無いけど約束する。上と掛け合って企画に姫ちゃんねじ込むよ」
その笑顔が、下っ端の私には神様に見えてしょうがないよ。



