「だってさ、そんなこと、姫さんが願わなくたって、俺が無理矢理そうするから」


そのまま、ナオちゃんの綺麗な顔が私に再び近づく。


そして私達は、満天の星空の下、世界で一番の愛情表現を、何度も交わした。


それは熱くて、甘くて、ふわふわで、とびっきりに優しい、キス。








離れた時、一番最初に見たのは


いつもの、ふにゃあと笑うナオちゃんの可愛い笑顔でした。










キス、kiss……キス!
【Fin】