あの旅行の後からラブ度アップの私達。それは良いんですけどね、何故かナオちゃんのエロ度もアップで困りものです。


「姫さん、ねぇいいでしょお?ちょっとだけ!」


「……もう、今日はだーめ。可愛い顔しても無理なの」


だって、今日は女の子の日なんだもん。月一の苦しみ、男子には分からないんだ。


「うぁー……しんどいよぉ」


「大丈夫?摩ったら楽になる?」


本気のうなり声を聞いたナオちゃんは、心配そうに私の下腹をさすさすと摩ってくれる。


そんな時、『ピンポーン』と、重たい気持ちとは合わない軽快なチャイムの音が鳴り響く。


「誰だよこんな時間に!シカトしーよぉ」


ナオちゃんはそのまま私、を股の間に納めてお腹を優しく撫で続けるけんだけど……。