でも、変だな。 ダダダダダダダッーー 近づいてくる足音に不審な点がみられる。 足音、デカくないか? いつものはもっと軽い音な気がする。 だんだんと近づいてくる音が大きくなる。 ピシャンッ ドアが勢いよく開かれた。 草汰と2人で目をまん丸にする。 ドアの前で勢いよく登場したのは高等部の制服を着た男。 男は俺たちを一睨みした。 「ひいっ」 草汰が声を上げると同時に男がずんずん近づいてきた。 「俺と勝負しろ。赤羽藤」 いきなりそんなことを言う。 「あの……誰ですか?」