「あれ?藤くんいつの間に制服に?」 そんな私の問いに藤くんがため息をついた。 「もうとっくに練習終わりましたよ」 えっ?! そんな……私ってば妄想に夢中になりすぎて……。 藤くんの活躍を見逃したなんてショック。 全然見れなかったよ~。 がっくりと肩を落とす。 「先輩?」 藤くんが不思議そうに尋ねる。 けど!! 「藤くん」 「うわっ」 私は勢いよく藤くんに抱きついた。 こんなに近くに藤くんがいる。 遠くで見てるより近くにいたほうが断然かっこいいし大好き。