二人が徐々に夕闇に消えていくと、恭平がおもむろに口を開いた。 「おまえ、男友達いたんだな」 少し、ふてくされている。 「いるでしょ、そりゃ」 素っ気なく答えると、恭平は何かをぼやきながらグラウンドを戻って行った。 頭を傾げながら、恭平の後を追う。 空には、一番星が輝き始めた。 そろそろ、帰らなきゃ。 前もって電話をしていたおばあちゃんの家に向かう。