大き目のサイズのその指輪の内側を、言われるがままに見る。 【YUWA 1005】 あたしの名前……? 1005……? これって……。 「1005……。10月5日!永輝と初めて会った日……」 『何歳?』 『……18です。結崎さんは?』 『21』 よみがえる、あの日の記憶。 たった一瞬で、あたしは恋に落ちたんだ――。 「ね、これ、どうしたのっ?」