後悔するくらいなら、最初からしなければいい。 何度も思った。 だけど、歯止めが利かなかったんだ。 『もう会ったらいけない』そんなあたしの気持ちは、永輝を好きだという強い気持ちに負けてしまった。 永輝……――。 もう一度、あなたに会いたい。 幸せな未来なんて望んでいない。 ただ、もう一度……あなたに会いたいよ。 会って、もしも許されるのなら永輝の気持ちを聞きたい。 それが本望だけど…… でも、それが無理なら、せめて一目でいいから、あなたに会いたい。 「………?」 視線を感じる。