もっ、もしかして真崎くん… 照れてる? 「まっ、真夏の日差しはあちーぜぇっ!!!」 真崎くんは太陽に向かって叫ぶと、半分以上残っているアイスをばくっと一口で飲み込んだ。 今…秋だよ? って、思ったけど言わなかった。 なんだ、暑いだけかぁ。 照れてたんなら、良かったのに。 なんて図々しいことを考えながら、私は真崎くんの隣を歩いていた。