桜の樹の下で、微笑む君が見たくて

「俺には、絢香の過去は見えない。」


「直哉・・・」


「これからの絢香を見せてくれないか?」


俺はそう言って絢香に笑いかけた。


「直哉ぁー!!」


すると絢香が飛び込んできた。


泣きじゃくる絢香を抱きしめた。