私は彼に押し付けられた ポスターカラーを じっと眺めて 長い間その場に 立っていました。 彼をもう諦める。 そう決めていた はずなのに。 想いはこころの奥に しまっておくと 決めたはずなのに。 今になってこころがざわつきます。 あの前に感じたドキドキとか 彼に対する感情とか 溢れかえってくるようでした。 …どうして。 店を出ると雨は雪にかわっていました。 「でも…積もる雪とはちゃう…かな…」