彼女に言われて私は彼を 探しにここにきたことを 思い出してあわてて周りを 見渡しました。 「んー…いてな…」 私はゆっくり答えようと したとき思わず視界に 入ってきました。 「!!!」 彼です。 カーテンの仕切りの向こう。 準備をしているスペースに彼がいることを確信しました。 姿はカーテンで見えなかったけれど 声で わかりました。 間違いなくあの人の声です。