<短編集>僕らが君を好きな理由【更新停滞中】


「太陽の光を受けて、キラキラ光ってるみたいで。遠くからしか見たことなかったけど、いつもスッゴく綺麗だなって思ってたんだ。」

「え…?」


思わず、耳を疑ってしまう。
そんなこと言われたことなくて、どうしたらいいのかわからずに困惑する。

ほめられたことなんかない、バカにされる原因だったこの髪。それを、こんな風に言ってくれる人がいるなんて。


「あ、れ?どうしたの?あたし、なんか変なこと言っちゃった?」


不意に熱くなった目頭を押さえると、大崎先輩はそう言って慌てる。
先輩は悪くない、そういう意味を込めて大きく首を横に振った。