「太陽の光を受けて、キラキラ光ってるみたいで。遠くからしか見たことなかったけど、いつもスッゴく綺麗だなって思ってたんだ。」
「え…?」
思わず、耳を疑ってしまう。
そんなこと言われたことなくて、どうしたらいいのかわからずに困惑する。
ほめられたことなんかない、バカにされる原因だったこの髪。それを、こんな風に言ってくれる人がいるなんて。
「あ、れ?どうしたの?あたし、なんか変なこと言っちゃった?」
不意に熱くなった目頭を押さえると、大崎先輩はそう言って慌てる。
先輩は悪くない、そういう意味を込めて大きく首を横に振った。

