<短編集>僕らが君を好きな理由【更新停滞中】


クラスにいるのが馴染めず、ツラいこと。
去年の大崎先輩と同じように劣等感を感じること。
できあがっているグループに絡みづらいこと。

思いついた限りのグチを大崎先輩にこぼした。大崎先輩は、時折相づちを打ちながらじっと聞いてくれた。


「じゃあ今日のサボリは、逃げてきたってワケだ?」

「…………はい。」


見透かされた今日の事実を肯定すると、かすかに気まずい雰囲気が漂う。でも大崎先輩がふっと苦笑いをこぼし、「マジで、去年のあたしみたい。」とつぶやくと、また雰囲気が変わった。