<短編集>僕らが君を好きな理由【更新停滞中】


「そんなさ、他人なんか知らねーみたいな拒絶する目しちゃダメ。こんな歳で愛想笑い上手くなる必要もない。あたしみたく自由に生きなきゃ!!」


そう言って彼女は、あははと笑う。
彼女の心からの笑顔を見て、ふっと少し気持ちが軽くなった気がした。
それに、考えてみれば他人にこんな風に怒られたのは初めてだった。
学校で俺にこんな風に接してくれる人に、初めて出会ったんだ。

この人になら、俺の弱みも全部見せても大丈夫な気がする。
ってかむしろ、全部聞いてほしい。俺はきっと、ずっと誰かに自分の気持ちを聞いてもらいたかったんだ。