<短編集>僕らが君を好きな理由【更新停滞中】


「ん?あれ、キミ、見学?」


更衣室に足を向けた彼女と、偶然視線が絡んでしまった。突然俺に向けられた声に、思わず目を背ける。


「…そうです。」

「ふーん…。…ってかキミ、何か悩んでんの?」

「は?」


なんだこの女…。
初対面の俺に向かって、いきなり何を聞きやがる。


「イヤ、何かスゴくツラそうで悲しそうな顔してるから。」


…今俺、そんな顔してんのか?
上手く表情を作れてねぇのか?