心が見透かされてるようで、なんかムカつく。でも、その優しさに触れているのが心地よかった。両腕を広げてほほえむ彼女に、一言つぶやく。 「…胸、貸してください。」 「おー。よし、こい!!」 優しく抱きしめてくれた彼女のぬくもりが伝わってくる。変わった女だよな、とか思わなかったワケじゃないけど、今はただ、彼女の思いやりに包まれていたかったんだ。 初対面だと感じさせない、この雰囲気。 ざわついていた気持ちが、一気に穏やかになっていくのを感じた。 すっげぇ不思議だ。