<短編集>僕らが君を好きな理由【更新停滞中】


「負けるのは悔しいよ、確かに。ましてあんなゲームで敗戦したってのは、相当だろうね。でもね、その“負け”を次につなげられたら、今日のゲームにはちゃんと意味があったでしょ?あんた強いんだから、自信持ちな。」


今俺の目の前にいるのは、今日初めて話した女。その女の言葉に、不覚にも目頭が熱くなる。女の前で泣くとか、余計情けねぇな。


「あはは。今ここ、あたししかいないよ?我慢しなくていい。思いっきり泣いたら、少し気分が晴れるかもしんないし。…あ、なんだったら見えないように胸貸すけど?」


あぁ…。
なんかこの人にはかなわねーな…。