「ホラ、何してんのよ?その怪我、ほっとくつもりなワケ?」 一向に体を起こさない俺の態度にムカついたのか、若干彼女の語意が強まった。 でも俺、アンタに心配される覚えはねぇし、初対面の女に威張られたくもねぇ。 「アンタに何関係あんだよ?俺の体だろ?俺がどうしようと勝手だし、こんな怪我痛くも痒くもねぇんだよ。」 そう言い放ち、俺はそれ以上の彼女の干渉を拒絶するかのように目を閉じた。 刹那、彼女が小さくため息をついたのが、かすかに聞こえた。