<短編集>僕らが君を好きな理由【更新停滞中】


「ホラ、何してんのよ?その怪我、ほっとくつもりなワケ?」


一向に体を起こさない俺の態度にムカついたのか、若干彼女の語意が強まった。

でも俺、アンタに心配される覚えはねぇし、初対面の女に威張られたくもねぇ。


「アンタに何関係あんだよ?俺の体だろ?俺がどうしようと勝手だし、こんな怪我痛くも痒くもねぇんだよ。」


そう言い放ち、俺はそれ以上の彼女の干渉を拒絶するかのように目を閉じた。

刹那、彼女が小さくため息をついたのが、かすかに聞こえた。