今まで机の中にしまっていた理恵子との写真を壁に貼りつけた。 理恵子との別れをようやく受け入れることができた。 ううん、別れなんてない。 理恵子という親友はこれからも私の胸でいつも微笑みかけてくれるから。 私はベッドに寝転んだ。 勇介からのメールを待っていたせいで、勇介の夢を見た。 運命。 運命だね、きっと。 起き上がると同時に、携帯が大きな音でメールの到着を知らせた。 始まったんだね。 私の新しい人生が…… ~END~