私は里中の家に、
来なかったら、
どの様に暮らしていたか、
分からない。

私は記憶を取り戻した。

太郎が婚約を破棄した。
太郎が困ってる。

あなたは部外者だから
いつ出て行くの?
と言われ続けた。

本当に私は部外者。

麗子さんのお父さんの会社は、
太郎のお父さんと同業者。
それにその世界の人でもある。

両方が跡継ぎであるから、
私みたいな部外者がいると
邪魔になる。

私は太郎にキスをされて
本当に好きだと気持ちが、
はっきり分かった。