そして数日後の今日。
麗子に会う。
あるところに呼び出した。

「太郎。久しぶり」

俺を見た麗子は
抱きついてきた。

「離れろ!!
お前のした事はなんだ。
俺にどうしろっていうのだ。」

「どうしろって!!

太郎が好き。
いや愛しているの。
あんな子を
何処が好きなのか分からない。」

「香澄をこれ以上傷つけるな!!」

「分かったわ。
一つ条件があるの。

私とやり直すことが条件。
それをしないともっと痛い目に
会うから。」

麗子は言って帰った。