晩御飯を一緒に食べていると、
先生が帰ってきた。

そしていきなり。

「香澄。食べ終わったら、
勉強教えるから。」

「イイです。」

「宿題の数学解けたのか?」

「・・・・・・。」
無言の私。

「太郎。後でいいじゃないの。
香澄ちゃん可哀想だから。
香澄ちゃんゆっくりで良いから。
太郎後で話がある。」

「俺もオヤジに話がある。」と

先生が自分の部屋に行った。

私は片づけを手伝って
自分の部屋に戻った。