祖父母達が来て、
2週間後のある日。

私は智子の家にきていた。

「智子。
実は太郎の家を出ることに
したの。
実が母の祖父母がやってきて
私を引き取りたいと、
言って来たの。」

「嘘・・・。本当なの!?」

「うん。
私祖父母の家に行こうと
思ってるの。

太郎がプロポーズは
無しにしようと言ってきたの。

前にも進めないし、
だったらこのまま
別れたほうがいいと思うの。」

「香澄。一つ聞いてもいい?」

「うん。」

「先生と別れても後悔はしない?
先生の事嫌い?
顔も見たくない
くらいに先生の事嫌い?」

「嫌いじゃないよ。
太郎の事は好きだし愛している。
けど
私はあの時汚れてしまったし
死のうとも思ったの。

けど太郎のキスで死ねないと思った。」